2015年06月11日
時候の挨拶
6月の月の異名は水無月、五月雨月といいます。
時候の挨拶
初夏、立夏、梅雨、向暑のみぎり、初蝉の声きく頃、長雨、入梅、さみだれ、時候不順な折から、梅天、小夏、薄暑
挨拶状の最初にあるあいさつは「初夏の候~」というように文章が続きます。
役職交代などの2折りカードの挨拶状で、前任者の挨拶が「時下ますます~」と書かれ、新任者の挨拶も「時下ますます~」となっている挨拶状がありますが、「時下ますます~」という挨拶は後にくる新任者の挨拶で使い、先にくる前任者の挨拶は「初夏の候~」やなど時候の言葉を使うのが通常です。
季節の挨拶の言葉はとても多くて、日本語の語彙の豊かさを実感します。
年齢と共に季節の移り変わりが早く感じられるようになりました。忙しい日常の中でもちょっとした季節の変化に気づけるような感性がもてたらいいなと思います。
Posted by いさぶや印刷 at 17:55│Comments(0)
│挨拶状
